2か月半しかないと分かっているのに焦っていない自分に焦る。
学校も家でもいつもどうり。
「いつも」という時間が形成されていてしまっている。
小学校から高校まで、こんな感じで一週間毎日朝ごはんを食べて学校に行って、同じ友だちに会って、帰って宿題して…という生活が体に染み付いてしまっていて、大学に入ってからの規則正しくと言う言葉がまるで似合わない生活に嫌気がさしていた私は、今の生活を本当に幸福なことだと思っている。
こんな生活がいつまでも続けばいいと思っている。
でもあと2か月半しかない…。
ここのところ、2か月半という言葉を見てなんだかもやもやした気分になるのは、帰ってからの就職活動とか1年で自分はどれだけの物を得れたんだろうとかいうブルーな気分とかそんなことではなくて、ただただ、この平和な毎日が終わってしまう事が怖いんだと思う。
帰国するのが怖い。
帰国したら、こんなのんびりした生活があるとは限らないし。
帰国したら、嫌でも現実を見なければいけないし。
今日せんえいに、つたない中国語でそれを伝えて、「とにかくもやもやするんだ」って言ったら、私もそうだよって言われた。
せんえいの家も、せんえいが帰国するのに伴ってお父さんが退職したり、お母さんの具合が悪かったりで大変そうだ。
彼女とそういう話をしながら彼女が日曜日に「BBQ」という韓国のチキンチェーン店で買ってきた大量のフライドチキンを食べて、それから日本のアニメを一緒に見た。
アニメを見たりドラマをしたり、二人でいる時も特に中国語でしっかり話している訳でもなく、遊んでいるだけだ。
一緒に遊んでいると、ひと時そういう「もやもや」を忘れる。
それからまた、2カ月後には彼女とも毎日のように会う事はなくなり、こういう時間も二度と過ごすことは無いだろうと思って、悲しくなる。
結局それの繰り返しだ。
私はそうやって、時間を過ごしているに過ぎません。
今日はHSKに申し込んできた。
12月4日に受けるのは、HSK6級とHSK会話高級のテスト。
6級のテキストは買ったけど、まだ一回も手をつけていない。
会話のテストは、元々は中級を受けようと考えていたが、今日になって変更した。
先生に勧められたのだ。
会話高級→HSK5,6級
会話中級→HSK4,5級
先生の言っていることがあいまいなのでよく分からなかったが、試験のレベルとしてはこういった感じらしい。
しかし高級を受ける人の申込書を見たが、皆中国語を勉強し始めて3年以上の人ばかり。
大体の人は5年、6年、7年…と、見る限り「かなり」レベルが高そうだ。
勢いに乗って申し込んでしまったが、果たして受かるのだろうか…。
しかも会話のテストは専門の参考書がない。
明後日水曜日、街の大きな本屋をのぞきに行こうと思うが、先生には「たぶんまだ出ていない」と言われた。
なので、練習する方法としてはHSKの参考書を読む、これしかない。
全くあと一か月、気の休まる時間はなさそうだ…。
無題
コメントありがとうございます
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