今日の朝、韓国人のクラスメイトに「福島の原発で爆発が起きたって知ってる?昨日の夜。」って聞かれてびっくり仰天。昨夜は宿題しながら疲れて寝てしまったから、テレビもネットもしてなくて。そんなニュースがあったなんて全然知らなかった…。
中国人の先生もやってきて、授業の最初は少しその話題でもちきりに。でも、専門的な単語が分からなくて、概要がつかめず。さらに放射線が飛散するという意味のことを先生が言ってたから、福島以南が危ないんじゃないかって、授業中は心配でたまらなかった。
休み時間になったので、数少ない日本人の元へ情報を集めに行く。…が、皆いない!一人は昨日の朝帰国したらしい。もう一人も学校に来ていなくて、さらに不安増。
急いで寮まで帰って、日本用携帯電話を取ってくる。
家族にメールしても電話してもつながらないし。テレビはNHK映るけど音でないし。 10分の休み時間ではネットを確認する時間もなく、また次の授業でもずっともんもんとしていた。
結局、午前の授業終わってから部屋に帰って、原発で被爆してしまった人はいるものの福島以南が危ないという情報はないことを確認。安心した…。本当に安心した。
もんもんとしながらも、気を抜くと全く聞き取れない先生の話は続く。色々考えながら授業に臨んでいた。
ああいう時、そこで地震の心配をしても意味がないのだ。よね、多分。
地震を言い訳に授業が分からなかったなんて言っちゃいけないと思う。
海外で、私がどれだけ心配したからと言って、被害が減るわけでもなければ誰かが助かる訳でもない。
その気持ちがなければ行動は起こせないことも確かだけれど。
私のここに来た目的を全うしなくては、だめだ。とかね。
外国人に向けた翻訳支援も、東北地方では行われているらしい。
私のここで得た「地震」とか「津波」っていう単語も、いつか日本で使う時が来るかもしれないんだ。
そう、今できることを。がんばろう。
この記事にトラックバックする