毎週金曜日は姐姐(ホームステイさせてもらってる先の友達ね。私より五つ年上なんです。)の従妹(小5)が来て、宿題をすることになっている。
水曜日にせんえいと留学生食堂に行ったところ、ちょうど姐姐とはちあわせ。
金曜日は姐姐が家にいないから、せんえいと一緒に従妹を見たら?と提案される。
元々、居候の身であるために、家に友達を呼ぶという発想は全くなかった。
しかしこの姐姐の提案によって、せんえいが家に遊びに来ることが決まった。
金曜日の朝。
従妹が来るかどうかが分からないという。
従妹のお姉さん(イギリスに留学中)が帰って来ているからだという。
困ったことになったと思った。
元々従妹の子を口実にせんえいを招くことになっていたのに、従妹が来ないのではせんえいが家に来る理由がない。
っていうか、居候の身分で友達読んで、しかもご飯まで作ってもらうなんておこがましいではないか!!!
どう家族の皆に言おうか悩んでいる私に、爸爸が言った。
「今日は何人クラスメイトが来るんだ?皆にご飯を作ってあげるから、何が好きか教えてくれ」
きょとんとなった。
まさか私の友達が来ることを歓迎してくれているとは…。しかも外国人だし。
意外にも爸爸も妈妈も友達が来るのを迎えてくれるようであり、非常にほっとした。
夕方。
大きい柚子みたいな果物を手土産に買いに行き、私達は家に到着した。
家に着くと妈妈が夕食の準備をしていた。
二人で私の部屋に行き、おしゃべりをする。
その間、妈妈が大きなリンゴを2個も持ってきてくれ、さらに「もっと食べなさい」と勧めてくれたが、夕食が食べられないと困るので謹んで辞退した。
爸爸も帰って来て、妈妈が夕食を作るのを手伝っている。
爸爸をみたせんえいが「厳しそうだね」と言ったが、そういう訳でもないのだ。
夕食はこれだ。
魚料理を合わせ、料理が6品。豪華だ。
爸爸がお酒を持ってきてくれた。「白酒がいいか、ワインがいいか。」
ワインをついでもらう私たち。
お酒を飲みながら、話は韓国の事、日本の事、中国の事と盛り上がった。
いつもは初対面の人の前では話下手なせんえいが場を盛り上げようとすごくおしゃべりになっている。
そのおかげで場は盛り上がり、6時から8時過ぎくらいまでずっと話したり食べたりしていた。
話している場で嬉しかったことが一つ。
爸爸が、「この家はjukkoの第二の家だ」と言ってくれたこと。
本当に、ただの居候ではなくて、家族の様に、まるで自分の子供の友達が来たかのようにせんえいをもてなしてくれている。
せんえいに対して「またいつでも来なさい、今度は餃子を作るから。」と言ってくれる。
こんなにおいしい料理を用意して、お酒まで出してくれて。
すごく嬉しかった。
せんえいも、うちの雰囲気が分かったらしく、「すごくいい家族だね」と言ってくれた。
そしてせんえいからも、「jukkoは私の一番の友達だ」と言ってくれた。
それはすごく嬉しくて、もちろんこちらもそうであると思っている。
留学で、第二の家族と何でも話せる友達を手に入れた。
表現力は足りないが、すごくありがたいし、嬉しい。
せんえいの訪問で、そういう事に気づくことができた。
いやもーくさいことばっか書いてるけどいうよー。
ありがとうせんえい!!!
無題
コメントありがとうございます
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